ケアマネから糖尿病で足の壊死の方の住宅改修の依頼があった。
対象者がどのような状態で動いているか、想像するくらいしかなかった。
さっそく、対象者宅を訪問した。既存住宅地で坂の上、木造平屋、築40年位。
対象者は小柄で痩せてはいるが、糖尿病で感染性の蜂巣織炎を併発して、左足を
膝から下を切断した。現在は装具を装着して歩行可能状態。まだ慣れていない。
独居のため、ある程度のことは自分で行うことになる。
そこで、出来ること出来ないことを確認し、要望を聞いた。
簡単な家事、通院、デイサービス、ほか趣味も続けられるようにしたとのこと。
義足に慣れれば、糖尿病に注意して、今までと同じように生活できるとのこと。
対象者の住宅は平坦な道路から5m位高台の坂を登ったところにある。
眺めはいいが、このような身体になった時には、不便さは仕方がない。
しかし、この坂は階段だけの坂でないのがよかった。スロープ状の坂に
階段がある、を繰り返して家までたどり着いた。
このほか、玄関、廊下、便所、洗面所、浴室に手すりを付けることにした。
この計画で、見積を提出し、施工することになった。
いろんな症状の方を見たけど、糖尿病で足切断して、義足に慣れる生活は・・・・・・
スロープがあって階段を繰り返す坂
住環境としては雰囲気のあるいい場所