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屋内階段と住宅改修 階段事故

住宅内階段からの転倒により、手すりの設置を依頼される方も多い。

 

階段には上る下る方法でいろんな種類がある。一方向だけの直通階段、

 

階段を折り返すU字型階段、直角に曲がるL字型階段、回るらせん階段などある。

 

安全性を考えたとき、直通階段が一番、被害が大きいように言われている。

 

しかし、手すりの設置を依頼してくる住宅はU字型階段もよくある。明らかな理由はない。

 

直通階段の場合、真下を見下ろす感じで慎重になるから違いがあるのだろうか?!

 

 

 

階段から落ちて、血まみれになって気丈にも救急車を呼んだ人、

 

階段から落ちて、その後、ほとんど動くことができなくなり、車いすが必要になった人、

 

階段から落ちて、途中の手すり子(手すりの柵)に引っかかって軽傷で済んだ人、

 

階段から落ちて、骨折した人。

 

 

 

これは高齢者か、若年層かで理由は変わってくる。

 

一般的に言われるのは、若年層で、あわてて階段を踏み外した、手すりを握り損ねた、

 

階段の表面や履物の裏が原因で滑ってしまったとい話はよく聞く。

 

高齢者や障害者の場合、ふらつき、バランスを崩す、急に体調が崩れる、めまいがする、

 

そこにある手すりを持ち損ねた、階段から落ちると言う意味では明らかな違いがある。

 

高齢者の場合は、ふらつき、めまい、バランスを崩すなど疾患よる現象や前兆がある。

 

 

 

<階段の手すり設置>

 

建築基準法の改正で、平成12年以降の住宅には手すりが設置されています。安全性は別。

 

適切な手すりを階段に設置する場合、階段の両側に取り付けるのが一番いい。

 

しかし、片側に手すりを付けることが多い。階段の左右でどちらに設置するかで違う。

 

 

 

直通階段の場合、下りる時に効き手になる側に付けるのがいい。

 

 

 

U字型階段の場合、階段の踏面(床面)の面積の広い側に付けるのが一般的。

 

踏面の面積の狭い側は足を踏み外す可能性もあるため、こちら側は勧めない。

 

しかし、手すりの設置費は広い側と狭い側では金額の差がある。狭い側が安い。

 

安くて危険性を無視しても設置するか。「階段から落ちて・・・」の話になる。

 

これはL字型階段も同じようなことが言える。

 

この2種類の階段には手すり設置に欠かせない大事な点がある。

 

言葉での表現は無理です。ホームページの実績の部分を見ると出ています。

 

 

 

らせん階段の場合は建設時設置段階で付いている場合が多い。

 

 

 

<手すりの付属金物>

 

現在では、各メーカーいろいろな設置金物を生産しているので、

 

どんな所でも工夫次第で設置できると思います。転ばない対策が出来ます。

 

 

 

<施工時間>

 

階段の手すりの設置は2~4時間もあればどんな手すりも設置は可能でしょう。

 

 

手すり金物がほとんどなかったころ

角部分に工夫が必要で設置した。

 

今ではもっとスッキリできる。